PFA国際歯学会日本部会 年次大会
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第54回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2023年10月21日(土)
PFA国際歯学会日本部会
第54回年次大会報告
第54回年次大会大会長 日本海支部 黒川 裕臣
2023年10月21日(土)13時よりホテルグランテラス富山にて年次総会・学術講演・文化講演・懇親会が行われました。
林会長から会長挨拶あり、コロナ禍初めての年次大会参加者に感謝されました。今大会は韓国部会から日本部会名誉会員金宗源先生、韓国部会会長金賢哲先生をはじめ18名の皆様が参加されました。
新入会員認証式では梁瀬武史会員選考委員長から選考経過の説明後6名の新入会員紹介がされました。
林俊郎会長から会員証書・国際バッジが授与されました。
PFA優秀学生賞は九州歯科大学歯学部市川由望氏・日本歯科大学新潟生命歯学部古川喜大氏が受賞され、名誉ある賞の感謝と今後の抱負を語られました。
現林俊郎会長より福本和夫次期会長への会長交代式が行われました。
学術講演会は富山大学名誉教授済木育夫先生による「漢方薬によるがん転移の抑制」の演題で、がん細胞の転移に及ぼす漢方薬の効果とその作用機序について解説していただきました。次に、日本歯科大学名誉教授山口晃先生による「抜歯に関する耳より情報-薬物関連顎骨壊死と抗血栓療法-」の演題で、ご自身の症例を交え理解しやすく、翌日の診療に活かせる解説をしていただきました。
文化講演は、嘉藤稔先生による「おわらの変遷」の演題で、多くの資料を提示され解説していただきました。
懇親会は高木哲朗事務局長の司会により始まり、余興としておわら節が披露されました。
国際歯科学士会会長鏡宣昭先生、PFA韓国会会長金賢哲先生、富山県歯科医師会長山崎安仁先生から来賓祝辞をいただきました。山崎安仁先生の乾杯の音頭で親睦の会が始まり、そこかしこで談笑の輪が広がり終始一貫穏やかな雰囲気の中で会は進行しました。
北海道支部長小川優先生からPFAシドニー大会の報告と次回開催の説明がありました。
翌日のエキスカーションは、前日の悪天候が嘘のような日本晴れに恵まれました。参加者40名で、富山県南西部砺波市にある五箇山の菅沼合掌造り集落周辺を観光しました。建築の特異性と景観や継がれてきた文化に触れ、楽しい時間と参加者の親睦が深まりました。
第53回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2022年10月29日(土)
PFA国際歯学会日本部会
第53回年次大会報告
第53回年次大会大会長 西原正治
この度は、第53回PFA総会を九州支部主催で福岡にて開催することになりました。本来は第51回大会を九州支部で開催の予定でしたが、コロナ禍の為、中止になりました。今回も直前まで福岡での開催の準備をしておりました。しかし最終的にはコロナ禍により、オンラインでの開催となりました。令和のふるさと探訪を楽しみにしておられた先生方には大変申し訳なく思っております。
総会は通常通り開催され、学術講演は九州大学大学院歯学研究院生体材料科学分野石川邦夫先生に『骨組織(炭酸アパタイト)人工骨 ~自家骨移植からの脱却~』の演題で講演をして頂きました。炭酸アパタイトと水酸アパタイトの違いなど基礎的な話しから、すでに臨床応用されているGC社製「サイトランスグラニュール」のお話など、我々の日常臨床にも役立つ大変有意義な御講演でした。
引き続き文化講演は、太宰府天満宮顧問の味酒安則様に『新元号「令和」のふるさと大宰府』という演題で講演して頂きました。改めて、元号や日本の歴史について考えさせられる御講演でした。翌日の太宰府へのエクスカーションがなかったのが大変残念でした。
最後に本来ならば懇親会の中でお願いしておりました講談です。福岡を中心に御活躍の講談師金印亭恵紅様による『赤穂義士伝』の講談でした。47士全員の名前を軽やかな語りで台本も見ずに語られたのは圧巻でした。
今回の総会は、オンラインの為色々と至らぬ点もあり大変申し訳ございませんでした。また改めて福岡の地でお会いできることを楽しみにしております。
第52回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2021年11月13日(土)
PFA国際歯学会日本部会
第52回年次大会報告
第52回年次大会大会長 関西支部長 髙橋 達行
大阪城は公孫樹・紅葉をはじめ、さまざまな木の葉が色づき、晩秋の深まりを感じる大阪において2021年11月13日(土)、PFA国際歯学会日本部会第52回年次大会が開催されました。
緊急事態宣言は解除されましたが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会員の先生方の意見を参考に一度は会場もほぼ決まっていましたが山本照子会長の英断により、オンラインビデオ会議の開催方法を選択致しました。
14時から年次総会が開始されました。50名近い方々のご参加を得て、事務局長奥田謙一先生の司会のもと大会長髙橋による開会の辞、山本会長の挨拶の後、議事に入り2020年度事業報告、会計決算報告、2022年度事業計画、2022年度会計予算が承認されました。
協議事項においては次期会長に林俊郎先生をはじめ、次期役員が承認されました。任期は2022年~2023年です。
新入会員認証式では2020年度7人、2021年度3人で、新たに会員になられた10人の方々への会員証書伝達、リボン授与、国際バッジ授与後、新入会員を代表して2020年度田中利久先生2021年度野口晴弘先生による入会宣誓がなされました。山本会長は、「ピエールフォシャールの精神を継承し歯科医学の発展と向上を期することを目的としその目的を達成する為に事業を行う」ことを常日頃から説明されています。私たちはいま一度日本部会の会則を精読し理解し、実践する必要があると思います。
PFA優秀学生賞授与式では大阪大学歯学部田中友晃様、北海道医療大学歯学部夏目岳浩様に授与されました。
次いで山本会長より、林俊郎次期会長へと会長交代式が執り行われました。
学術講演では大阪国際がんセンター名誉総長堀正二先生により「生きるということー物質としての生命と魂としての命」と題し講演されました。
そして物質としての生命とは細胞またはその集合体でDNAにより継代されること、魂としての命とは、生命力そのものであり、個体の死後も魂は子孫の心の中に生き続けることができるのは、ホモ・サピエンスのみ付与された能力なのである。と生命の誕生から多岐にわたる先生の研究により、「生きるということ」を講演されました。
また文化講演として株式会社エアロジーラボ代表取締役CEO、医療法人たに歯科医院院長谷紳一先生により「ハイブリッドドローンが世界を変える」と題し講演がなされました。
私は谷紳一先生を知ったのは、編集者・評論家の山田五郎さんのテレビ番組でした。山田さんの友人の1人として紹介され、今では国内では数少ないドローンメーカーの1つである株式会社を設立、運営ししかも歯科医院も開設されているのを見てテレビに釘付けとなりました。そして先生の八面六臂の活躍に大いに感動を覚えた次第です。
そして当日の講演の後、先生は「医学者」「科学者」「起業家」「芸術家」だと再認識し真の紳士であると確信いたしました。お二人のすばらしい講演に深く感謝申し上げます。
最後は記念写真撮影し本大会の全ての行事が無事終了することができました。当日は不行き届きな点も多々あったと存じます。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
大会を担当致しました関西支部会員を代表してこの場をお借りし、皆様のお蔭と心より感謝し、厚く御礼申し上げます。今後ともPFA国際歯学会日本部会の発展に向けてご協力頂けますよう再びお願い申し上げます。
第50回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2019年11月23日(土)~24日(日)東京アメリカンクラブ(東京)
PFA国際歯学会日本部会
第50回記念大会 報告
PFA日本部会50周年記念大会
大会長 佐藤 元彦
2019年はPFA日本部会にとり設立50年という節目の年であり、この年次大会は私の所属する関東支部の担当ということから私が大会長を兼務し、東京にて大会を開催することとなりました。
PFA国際歯学会は80年余の歴史を持つ国際的な歯科学会であり、日本部会にとっては設立50年の記念大会であるということを考慮し、世界各地のPFA会員にも本大会の案内を出すと共に、会場も国際色豊かな東京アメリカンクラブにて開催することに致しました。
大会については、2019年11月23日、24日に開催しましたが、大会前日22日には海外から来られる会員の為に東京プリンスホテルにてウェルカムパーティーを行いました。
大会当日は東京アメリカンクラブにて14:00より総会が開催され、総会終了後講演会を行いました。
講演はまず皆さまの関心の高い「がん治療における新しい放射線治療とその適応症について」というテーマで国立がん研究センター中央病院 放射線治療科 科長 伊丹純先生による学術講演が行われ、次に、「生命科学と易-天命と運命-」というテーマで日本部会会員である富永歯科医院 富永正志先生による文化講演が開催されました。
この後、特別参加として本会名誉会員の松本圭司先生による自己体験に基づいた陽子線によるがん治療の体験談等が披露されました。
その後、東京アメリカンクラブのボールルームにて華やかに懇親会が開催され、懇親会の中ではビッグイベントとして、“歌う書道家”として国際的にも有名な内村明日香氏による実演が行われました。また当日の海外会員には内村明日香氏の描かれた色紙が贈呈されました。
翌日11月24日(日)にはエクスカーションがあり、東京のバスツアー並びに大型屋形船による東京湾クルーズ(昼食付)が行われ、下船後は浅草見物を行いました。
その後海外会員を交じえて有志でアメリカ大統領も来られたことのある有名なやきとりの「権八(ゴンパチ)」にて夕食会を行いました。
この50回記念大会の参加者は約130名と例年にない多数の参加者を得て、また海外からも20名の参加がありました。
第49回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2018年11月10日(土)~11日(日)ホテルアソシア静岡(静岡)
PFA国際歯学会日本部会
第49回年次大会 静岡にて開催
2018年11月10日・11日 ユネスコ世界文化遺産に登録された「富士山・三保の松原」の静岡にて、PFA 国際歯学会日本部会(佐藤元彦会長)の第49回年次大会が、大会長・高木哲朗、実行委員長・蒔田眞人のもと開催された。PFAは“近代歯科医学の父”といわれるピエール・フォシャール先生の名を冠した国際学会「Pierre Fauchard Academy 国際歯学会日本部会」は、歯科医学に功績を残した。研究者および臨床家に入会を認める名誉ある会であり、大学関係者をはじめ、全国の著名な歯科医師が名を連ねている。
今大会では、PFA国際歯学会前会長のRichard Sawers A.M 先生とPFA Region9代表のArmyl C Bañez先生を招請したほか、PFA国際歯学会韓国会会長の朴一海先生、国際歯科学士会(ICD)日本部会会長の宮崎隆先生を来賓として迎え、さらに韓国会からは金宗源先生(日本部会名誉会員)らがご家族でが参加された。
新入会員認証式では、富永正志会員選考委員長から選考経緯が説明された後、12 名の新入会員が迎えられた。新入会員には、Sawers 国際歯学会前会長から会員証書、佐藤日本部会会長からリボン、BañezRegion9 代表から国際バッジがそれぞれ授与され、新入会員宣誓を行った新入会員代表の山口晃先生はPFA に対する抱負などを披露し、終始格調高く進行した。
本会は、歯科医学の進歩のため、毎年優秀な歯科医学生に対してPFA優秀学生賞を授与している。2018年度は愛知学院大学歯学部・武部純教授の介添えで宮崎亜利紗氏、日本歯科大学生命歯学部・羽村 章教授の介添えで古田賢太朗氏に賞状と奨学金が授与された。
学術講演は愛知学院大学歯学部の尾澤昌悟教授による「顔やあごの補綴」が行われ、口腔・顔面のがんに伴う顎顔面補綴・エピテーゼの進歩や摂食嚥下、構音などの機能回復を中心に最新の知見が披露された。
文化講演は久能山東照宮の落合偉洲宮司による「徳川家康と久能山東照宮」が行われた。知られざる家康の話しや、久能山東照宮を中心とした世界観、未だ眠りについたままの秘蔵物など興味の尽きない内容であった。
懇親会では国際色豊かな雰囲気の中、あちらこちらで英語による会話が弾み、アトラクションは新入会員で地元静岡の喜多勇治先生のマジックショーで会員の家族を巻き込み、大変な盛り上がりをみせた。
翌日は恒例のエキスカーションであった。始め雲が少し広がり、恥ずかしがり屋の富士山も日本平ロープウェイから久能山東照宮を巡り日本平ホテルで昼食をとっているあたりから少しずつ顔を見せてくれた。三保の松原では、絵葉書のような松林と富士山がきれいに姿を現し、久能山東照宮では文化講演の演者であった落合宮司自らのガイドにより、国宝・重要文化財の説明をしていただき、大変有意義に一日を満喫した。
本会は佐藤会長が常に強調しているように、日本における数少ない国際学会であるので、海外との交流をより深めて国際人として人間性を高めてゆきたい。また、会員相互に家族ぐるみで参加して、地元地域から離れて広く貢献できるお付き合いを進めてゆきたいものである。
節目となる第50 回大会は今年11 月に東京で開催するが、日本部会のさらなる発展に向けて鋭意準備中である。
日本歯科評論(通刊第917号)から一部転載
第48回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2017年11月4日(土)~5日(日)宮城県松島町ホテル松島大観荘(宮城)
PFA国際歯学会日本部会
第48回年次大会報告
日本部会副会長
第48回年次大会大会長
関東支部
山本 照子
第48回ピエルフォーシャルアカデミー日本部会総会は、2017年11月4日(土)~5日(日)に、関東支部担当により宮城県松島町ホテル松島大観荘にて,盛大に開催されました。
松島は、日本三景の一つとして、とても美しい島々の点在する海岸に、様々な史跡名勝が散在しますが、本大会中は素晴らしい天候に恵まれ、ご参加の会員ならびにご家族は最高の景観を満喫できました。
11月3日の夕べには、PFA国際歯学会 会長 Dr. Richard Sawers A.M.(オーストラリア)、 Region 9 代表 Dr. Armyl Baňez(フィリピン)の各ご夫妻、PFA韓国会会長 朴 一海先生、日本部会名誉会員 金 宗源先生ほか総計13人の先生方を歓迎して、welcome party をホテル松島大観荘にて行いました。
11月4日午前に2017年度第3回理事会が開催され、午後2時から2017年度年次総会が開始されました。70名弱の参加を得て、事務局長福本先生の司会、大会長山本による開会の辞、山上会長の挨拶、PFA国際歯学会Sawers会長挨拶の後、議事に入り、2016年度事業報告、会計決算報告、2018年度事業計画、2018年度会計予算案が承認されました。続いて協議事項の中で、第49回大会静岡、第50回記念大会東京が決定されました。
次いで、森岡先生表彰式が開催され、Sawers会長より、PFA Award “Hall of Fame” のPlaqueが授与されました。森岡先生が長年、PFAに卓越した貢献をなされた証しとしての受賞となり、大いなる日本部会の誉れであります。さらに、Sawers会長より、日本部会に対する優秀賞としてMODEL SECTION AWARD を山上会長に授与されました。
新入会員認証式では、新たに会員になられた11人の方々への、PFA国際会長による会員証書伝達、山上会長によるリボン授与、PFAregion9代表による国際バッジ授与、新入会員代表・島 信博先生による入会宣誓がなされました。
PFA優秀学生賞授与式では、本年度は岩手医科大学歯学部 小原ななみ様、奥羽大学歯学部 佐々木槙一様に授与されました。ついで、現山上会長より次期会長佐藤元彦副会長へと会長交代式が執り行われました。
午後3時20分より学術講演として、2011年の東日本大震災後の復興事業の一つとして東北大学に創設された東北メディカル・メガバンク機構が取り組んでいる、ゲノムコホート研究ならびに地域の医療機関のネットワーク、これまでの世界的な成果など、機構長 山本雅之先生にご講演いただきました。コホート研究に遺伝子解析・ゲノム研究を組み合わせた「ゲノムコホート研究」は、次世代の医療を創り、人々の健康の維持・増進に貢献し、さらに、創薬をはじめとする産業の基盤なるものと期待されます。
また、午後4時25分より文化講演として、国文学における詩、小説の言葉について、東北大学文学研究科教授 佐藤伸宏先生の講演がなされました。三好達治の詩「雪」、斎藤茂吉の歌集「赤光」中の連作《死にたまふ母》、夏目漱石の小説「門」を取り上げて,分かり易くお話下さり、文学における言葉の固有の働きについて学びました。
午後5時30分より記念写真撮影後、午後6時より懇親会が大観荘にて開催されました。山上会長挨拶、前島ICD事務局長はじめ海外からのご来賓による祝辞、乾杯、津軽三味線の演奏を楽しみながら、大変和やかな国際交流、友好が交わされました。また、森岡先生が「私が歩んだ道」で“Hall of Fame” 受賞講演をなされました。最後に、次期開催地伝達式として山本大会長より高木次期大会長にPFAのプレークが伝達されました。次期会長佐藤元彦先生による閉会のことばでお開きとなり、その後、午後8時より、多くの参加者を得て、ホテルバスにて円通院ライトアップツアーに赴きました。素晴らしい満月の夜空に美しく紅葉した木々のなかを池のほとりや橋を渡りながら,月明かりと夢のような幻想的な光の空間を散策し、忘れがたいひと時を過ごしました。
11月5日には、瑞巌寺など参拝後、ランチ会を開催し、親しく和やかな時間のうちに解散となり、本大会の全ての行事を終了しました。
本大会は、PFA会長他、海外、特にPFA韓国会からの諸先生、11人の新入会員を加えて、多くの会員のご参加を得、大変盛会裡に無事終了いたしました。大会を担当致しました関東支部を代表してこの場をお借りし、皆様のお蔭と心より感謝し、厚く御礼申し上げます。今後とも、PFA国際歯学会日本部会の一層の発展にご協力頂けますようお願い申し上げます。
第47回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2016年10月1日(土)~2日(日)オリエンタルホテル広島(広島)
PFA国際歯学会
日本部第47回年次大会 報告
中国・四支部長 岸 民祐
2016年10月1日(土)晴天のうちに、広島県歯科医師会館において年次大会を行った。
今回は、国際副会長のRichard Sawers A.M(オーストラリア)と Region 9代表のArmyl C Baňez(フィリピン)の参加を得ることができた。前日にPFA有志によるDr. Sawers(奥様、子女、子息)とDr. Baňez(奥様)のウェルカムパーティーを安芸茶寮(ミシュランガイド3星)にて行った。
事務局長の福本先生の司会により、62名の参加を得て、総会も無事終了し、山上会長より前会長の佐藤先生に感謝状が授与された。
その後、新入会員の認証式が執り行われ、林会員選考委員長の点呼 報告に続き、Dr. Sawersより会員証書、山上会長よりリボン、Dr. Baňezより国際バッチの授与が其々行われ、新入会員代表の長谷川先生が宣誓をした。
続いて、学術講演として、広島大学大学院医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門 口腔外科研究室の武知 正晃先生により「連通多孔体ハイドロキシアパタイト(ネオボーン)を用いた顎骨再生治療の確立」と題してお話しいただいた。次に、エッセイストの小林 きみ子先生より「何故の地球ひとり旅/異国を旅して得たもの」と題し、文化講演をお願いした。両ご講演ともに大変有意義で楽しく拝聴したが、小林先生がCDで旅行の様子をお持ちいただいたため、器械が対応できず、拝見できなかったことは残念であり、申し訳なく思う次第である。紙面上ではありますが、伏してお詫び申し上げます。
今回は、山上会長のご提案で、総会中、企業展示も行った。(4社)
場所をオリエンタルホテル広島に移して、写真撮影と懇親会を行った。懇親会は、日根野先生に司会をお願いし、気の置けない会員同士和気あいあいと時間も忘れて過ごすことができた。
次日、10月2日(日)また晴天に恵れ、オリエンタルホテル広島前よりバスに乗り、平和公園内の原爆資料館、お隣呉市の大和ミュージアムを見学し、日本海軍式の昼食後、広島駅を経由し、オリエンタルホテルへ戻り、解散した。
今回、開催にあたって、不手際も多々あったと思いますが、平にご容赦いただければ幸いです。ご参加ありがとうございました。
文化講演
演題「何故の地球ひとり旅/異国を旅して得たもの」
エッセイスト 小林 きみ子
著書
世界の山旅に魅せられて“地球の今を視た”(東京図書出版会)
地球ひとり旅 我が魂の遍歴(文芸社)
学術講演
演題「連通多孔体ハイドロキシアパタイト(ネオボーン)を用いた顎骨再生治療の確立」
武知 正晃
広島大学大学院 医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門 口腔外科学研究室 准教授
第46回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2015年11月7日(土)ホテル阪神(大阪)
第46回PFA日本部会総会・学術大会が盛況裏に開催
2015年11月7日(土)JR・阪神「福島駅」下車すぐにあるホテル阪神でPFA国際歯学会日本部会・第46回年次大会が盛大に開催されました。
11時半から10Fザ・ボールルームBの前に準備されたテーブルで受付けが始まりました。全国から会員が続々と集結し、韓国からも6名の会員が出席されました。1年ぶりの再会で話も盛り上がりました。まもなく12時半から2015年年次総会が和久本雅彦事務局長の総合司会ではじまり、奥田謙一大会長の開会宣言の後、佐藤文夫会長の挨拶に続き、議長選出で江原雄二会員が選ばれて議事が進められました。
総会後は、新入会員認証式が行われました。新入会員は大西吉之先生で、林俊郎会員選考委員長より選考報告がなされました。会員証書、リボン、国際バッジが授与され、新入会会員宣誓が行われました。その後、13時半より奨学金授与式が行われました。本年は岡山大学歯学部、徳島大学歯学部、福岡歯科大学口腔歯学部の3校が奨学金授与校でした。岡山大学は「皆川由季乃」さん、付き添いは窪木拓男教授、徳島大学は「青木穂積」さん、付き添いは吉村弘教授でした。(なお、福岡歯科大学は12月4日に、大学内にて奨学金授与式を執り行っております。)13時45分からは、会長交代式が行われ、佐藤会長から山上哲賢次期会長に来年のバトンが渡されました。14時からは佐藤会長の座長の下、大阪大学の村上伸也先生による学術講演が、15時40分からは、羽衣国際大学の吉田静香先生による文化講演が行われました。
記念写真を別室で撮影した後、18時過ぎより懇親会が開演し、まずウェルカムドリンクを楽しんでいただきました。司会は高橋達行会員により執り行われ、会長挨拶、来賓紹介、新入会員紹介、続いて、ICD日本部会小林菊生会長およびPFA韓国会金鴻基名誉会長による来賓の祝辞をいただきました。乾杯によりいよいよ宴会も盛り上がりおいしい料理を楽しみました。そこで、突然、美女の入場と美しい歌声に会場は包まれ、ソプラノ歌手湯川夏子のあでやかな歌声を堪能しました。その後は、二次会がホテル阪神のBARでセットされ、多くの会員が遅くまで親睦を深め、お酒を楽しみました。
翌日は、ホテル阪神を出発し一路奈良に向かいました。あいにくの雨でしたが、バスの中は熱気むんむんで宴会ムード。奈良に詳しい森岡俊夫名誉顧問と久保茂正会員により奈良の説明がされました。雨の中、東大寺大仏殿の拝観、興福寺五重塔と周辺の散策し、昼食の菊水楼に到着しました。しっとりぬれた古都奈良を堪能し、おいしい菊水楼の会席料理に舌鼓をうち、たくさんお酒をいただきました。それから、大阪に向かい天王寺駅で半分解散、残りが新幹線の新大阪と伊丹空港で解散となり、無事すべてのスケジュールが終わりました。
第46回PFA国際歯学会日本部会年次大会 2015年11月7日 於;ホテル阪神(大阪)
第45回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2014年9月27日(土)ウォーターマークホテル(長崎)
第45回PFA日本部会総会・学術大会が盛況裏に開催
2014年9月26日(金)、佐世保市中心部から車で40分程の地、長崎ハウステンボスウォーターマークホテルにて、サンフランシスコから駆けつけていただいたPFA国際会長のDaniel M. Castagna先生や日本部会会長の佐藤文夫先生をはじめとして11名が出席し、ウェルカムパーティが開催されました。9月27日(土)には、第45回年次大会が九州支部 西原正治先生の司会で定時より始まりました。Castagna国際会長により、新入会員3名の内2名が入会書とPrize 「The Elmer S. Best Memorial 賞」のWinnerを作田 守 先生に授与され、議事も原案通り可決決定されました。
学術講演では東北大学顎口腔矯正学分野教授の山本照子先生から、インプラントを固定源とした矯正治療のご講演に対して、会員からの活発で興味ある質問が多くあり、不可欠な分野となったことを痛感しました。
文化講演では1889年(明治22年)海軍佐世保鎮守府が開庁され、佐世保市は海軍の街として栄えた由縁と1945年(昭和20年)7月から米軍佐世保進駐部隊・現米海軍佐世保基地が所在することもあり、海上自衛隊佐世保地方総監部防衛部長1等海佐 石橋督悦様から佐世保旧海軍の歴史や近隣諸国との平和の維持についてのご講演と多くの質疑により、日本の平和維持ができる講演会となり、安堵しました。
懇親会では、65名の方々にご参加いただき、佐世保はジャズの復興の地でもあることから音楽を聴きながら 次期開催地関西支部長の奥田謙一先生の閉会の言葉で、盛況裏に幕を閉じました。翌日、9月28日(日)のエクスカーションはハウステンボス内での観光をおこないました。
第45回PFA国際歯学会日本部会年次大会 2014年9月27日 於;ウォーターマークホテル(長崎)
文化講演
演題「佐世保における帝国海軍と海上自衛隊の歴史と現代的意義」
石橋 督悦
佐世保地方総幹部防衛部長
学術講演
演題「最新の歯科矯正治療-歯科矯正用アンカースクリューの臨床応用と今後の展望」
山本 照子
東北大学大学院歯学研究科口腔保健発育学講座顎口腔矯正学分野 教授
第44回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2013年10月19日(土)新潟グランドホテル(新潟)
第44回PFA日本部会総会・学術大会が盛況裏に開催
新潟での大会開催は2008年以来5年ぶりとなります。新潟は全国からのアクセスが必ずしもよいとはいえず、日本海部会の会員も少ないため大変心配しておりましたが、多数のご参加をいただき大変感謝しております。
今回、日本部会の大浦先生の取り計らいでPFA国際歯学会のDr. Acuna会長ご夫妻にもご来県いただき、雰囲気が一気に盛り上がり大会に華を添えていただきました。
学術講演では、まず日本歯科大学新潟生命歯学部教授の渡邉文彦先生に、マスコミからの批判を真摯に受け止め、原点に戻り反省し、国民に向き合ったコニュニケーションを築くことが大切であるとご講演いただき、日本歯科大学名誉教授の片桐正隆先生には長年病理医として培われてきた経験から、中皮腫について貴重なご講演をいただきました。
文化講演では、新潟大学工学部の岡崎篤行先生に新潟の花街、お座敷文化について大変興味深い講演がありました。
大会当日の夜には懇親会で親睦を深め、翌日のエクスカーションでは、柏崎で由緒ある松雲山荘で情緒あふれる日本庭園を訪れ、庭のいただきにある茶道専門の木村茶道美術館でお茶をいただきました。終始、天候には恵まれませんでしたが、有意義な大会になったことを祈り、ご参加いただきました先生方には心より御礼申し上げます。
第44回PFA国際歯学会日本部会年次大会 2013年10月19日 於;新潟グランドホテル
文化講演
演題「柳都、新潟、古町花街とお座敷文化」
岡崎 篤行
新潟大学工学部建築学科 教授
学術講演
演題「歯科治療における臨床病理医からのアドバイス」
片桐 正隆
日本歯科大学 名誉教授
演題「日本口腔インプラント学会の今後の取り組みと役割」
渡邉 文彦
日本歯科大学新潟生命歯学部 教授
第43回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2012年9月29日(土)ホテルオークラ札幌
第43回PFA日本部会総会・学術大会が盛況裏に開催
2012年9月29日(土)札幌市中心部に有るホテルオークラ札幌にて第43回年次大会が定時より私の司会で始まり、議事も原案通り可決決定されました。協議事項では2014年の年次大会を九州で開催する事に成りました。
文化講演では、北海道支部の松崎先生に風景写真の魅力と題しまして講演をして頂き、すばらしい写真を拝見し感激いたしました。
学術講演では、北海道大学の特任准教授の樋岡京子先生に血管を標的とした新規抗がん剤の開発を目指してと題しまして講演を頂きましたが、会員からの興味ある質問が多く有り盛会な講演会と成りました。
第43回 PFA国際歯学会日本部会年次大会 平成24年9月29日 於;ホテルオークラ札幌
文化講演
演題「風景写真の魅力-デジタル化の嵐の中で-」
松崎 紘一先生
公益社団法人日本口腔インプラント学会 専門医
学術講演
演題「血管を標的とした新規抗がん剤の開発を目指して」
樋田 京子先生
北海道大学大学院歯学研究科 特任准教授
第42回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2011年10月29日(土)名古屋マリオットアソシアホテル
第42回PFA日本部会総会・学術大会が盛況裏に開催
10月29日、名古屋マリオットアソシアホテルにおいて、第42回PFA日本部会総会・学術大会(山本 稔大会長/須賀康夫実行委員長)が開催された。Joseph C. Harris夫妻(国際会長)、金 宗源夫妻(韓国会前会長)、松本圭司夫妻(日本部会会長)をはじめ全国から67名が参加し、格調高く国際色豊かな雰囲気のなか9名の新入会員認証式が行われた。また、PFA米国本部財団から本年度奨学金を授与された3大学のうち、奥羽大学歯学部、愛知学院大学歯学部の奨学生各1名が表彰された(大阪歯科大学は、11月11日の同大学創立100周年記念祝賀会において授与式が行われた)。
学術講演では、 保徳先生(国立長寿医療研究センター歯科口腔先端診療開発部)が「歯科用OCT画像診断器の開発とその応用」と題して講演し、口腔領域においてエックス線に代わる非被曝の画期的な画像診断器を紹介した。また続く文化講演では、岡部快圓氏(大須観音宝生院貫主)が「真理に生きる」と題して講演、宇宙の真理や2,500年前に釈迦が悟りに至る心境を噛み砕いて説明し、会員一同に深い感銘を与えた。
2012年の総会は札幌市での開催を予定しており、高木哲朗中部支部長から小阿瀬海司北海道支部長にチャーターが引き継がれた。
第42回 PFA国際歯学会日本部会年次大会 平成23年10月29日 於名古屋マリオットアソシアホテル
本大会には、名誉会員のなかでも最高齢となる98歳の金田義夫先生、93歳の高木一郎先生、川口正典先生が参加され、伝統あるPFA日本部会の格式が感じられた。
岡部快圓氏
文化講演
演題「真理に生きる」
真言宗智山派宗務総長
総本山智積院寺務長
大須観音(北野山 真福寺 寶生院)貫主
角 保徳先生
学術講演
演題「歯科用OCT画像診断機器の開発とその応用」
(日本歯科評論平成23年1月号に掲載)
国立長寿医療研究センター
歯科口腔先進医療開発センター
歯科口腔先端診療開発部 部長
第41回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2010年11月6日(土)東京・新宿京王プラザホテル
ご挨拶
PFA日本部会 会長 松本圭司
本日、ピエール・フォシャール・アカデミー日本部会第41回年次総会・大会の開催に際しましては、International President・Hubert Ouvrard先生がフランスから、また、韓国から尹漢皙会長をはじめ、内外から多くの著名な先生方をご来賓としてお迎えすることが出来ました。ご多用のところご出席賜り誠に有難うございます。厚く御礼を申し上げます。
また、本大会がこのように盛大に開催できましたことは、大会長・尾澤文貞先生、実行委員長・佐藤元彦先生、大会準備委員会の先生方はじめ会員諸先生方の暖かいご協力の賜物であり、会長として心より感謝申し上げます。
本会の大きな目標であります国際的な交流を通じて相互理解を深め、歯科医療界のレベルアップを図り社会に貢献する方向性は、現在、着実に進展し始めております。そして本年は、優秀な9名の新入会員をお迎えし認証式を行うこととなりました。先生方におかれましては、会の活性化のため更なる会員の増強にご支援を賜りますよう、そしてピエール・フォシャール・アカデミー日本部会と友好学会の絆が益々強くなり、共に発展することを祈念しご挨拶とさせて頂きます。
To the Japan section of the Pierre Fauchard Academy.
President PFA International Dr. Hubert Ouvrard
Dear Fellows of the Pierre Fauchard Academy,
It is an honour for me to be invited to your 41st Annual Meeting and a great pleasure to attend this session.
The first and only time I went to Japan was 30 years ago, when I could admire your great country. I remember when I visited Tokyo, Kyoto and Nara that I was surprised by the mix of modernity and tradition that I saw. I was very all enthousiastic. That is one of the reasons I am so happy to be here with you. But another reason is that I know how important and active the Japan section of the Pierre Fauchard Academy is under the lead of Drs. Matsumoto and Ohura.
Our Academy is an honour organisation, this means that you have been chosen by your colleagues to be a fellow because you are an excellent dentist but also because you have made, during your professional life, many things for the progress and many actions for the advance of dentistry in your country and even in the world.
Our profession is splendid and it is worth all your efforts.
The important aim of each Fellow is to be a reference for the other dentists and a leader of opinion. This gives me great justification to be present today at this session.
Thank you for your kind invitation and long life to the Japan section of the Pierre Fauchard Academy.
学術講演
最新のがん治療戦略 ―特に樹状細胞がんワクチンについて―
医療法人社団博心厚生会 九段クリニック理事長 一般社団法人 国際統合医学会理事長 阿部博幸
学術論文
インターネット歯科相談に関する考察
関東支部 杉原成良
歯科臨床におけるオゾン水の利用について
関東支部、昭和大学口腔リハビリテーション科、和久本歯科医院 和久本雅彦
日科ミクロン(株)、医療事業部 清水禎敬
文化講演
落語「時蕎」
落語家 九代目 桂文楽師匠
日韓四方山話し
陸東蒼様(文楽師匠と歓談)
第40回 PFA国際歯学会日本部会 年次大会
2009年10月31日(土)京都市・ホテルグランヴィア京都
第40回PFA記念大会報告
PFA関西支部長 佐藤文夫
先のNews22号にて大方のご報告を致しましたが、2009年10月31日と11月1日の2日に渉って、京都市において本部会長ヘッドランド先生ご夫妻をお迎えし盛会裡に開かれました。
総会前夜、本部会長の接待が京都の北下鴨茶屋にて松本次期会長夫妻初め9名の参加を得て行われました。森岡前会長には寿の書を認したためられ、裏に参加者全員の署名をし本部会長へ贈った次第であります。
総会は京都駅ビルにあるホテルグランビア京都にて開かれました。橋本会長には体調が優れないこととて、松本次期会長が会長代理を務められ本部会長の接待など気を遣われた模様であります。
新入会員の内7名が参加され本部会長より認証状を受ける機会に恵まれるラッキーな入会式となったことでした。
日本部会創設40周年記念式典に於いては、新たに名誉会員として川口正典先生と韓国会長の金 宗源先生のお二人が推薦され承認されました。
学術講演には、今一番ノーベル賞に近い日本人と言われておられる京都大学医学部教授田畑秦先生のご講演がありました。演題は、“バイオマテリアルからみた再生誘導治療の実際と展望”と題され、歯科関連の話題(骨髄間葉系細胞と海面骨片を用いた骨再生誘導―身体で溶ける材料と患者の細胞を組み合わせて骨の再生誘導が可能に)をも取り入れられて、難解な事柄をやさしく、例へば生体内細胞の増殖、分化のための足場・スペースの確保、生物活性の制御又足場の確保の問題。薬剤の徐放化問題によって薬剤の持続的効果増強の話題等を楽しくお話になられ、感銘を受けて聞き入った次第であります。
文化講演には、大蔵流狂言師の安東伸元氏他大和座のメンバーによる“萩大名”と言う名曲が演ぜられました。ご承知の如く、狂言は能と違って出てくる大名・僧・山伏・雷さま等どれも威厳のあるような登場者はいません。太郎冠者以外は、情けのない人達ばかりであります。これらは能の威厳に満ちた演目の合間に、生き抜きのためのコント風の出し物であります。威張り散らしていた権力者を、この時ばかり笑い者に仕立てるのです。庶民に取っては、拍手喝采の場であったのかも知れません。余りにやり過ぎ、佐渡に流された人も居たほどです。
その様な中でも萩大名は代表演目で、内容は室町時代の田舎大名(金はそこそこ持っていているが、教養のかけらもない)が京見物に、有名な庭を見物に出かける。庭の亭主から歌の所望に、小唄(流行歌)は得意だが歌(和歌)は全く不案内、教わった俄仕込みの歌が上手く口に出てこず思い切り恥をかき、ほうほうの体で退散すると言う筋。
記念撮影の後、懇親会には京都北より上八軒の舞子さんが来て、踊りを見せてくれ大いに盛り上がったことでありました。
翌日のエキス・カーションは、京都の南伏見地区にある造り酒屋見学・30石船遊覧と秀吉の桜遊園で有名な後醍寺雨月茶屋で昼食後、京都駅近くの東寺宝物見学等を楽しみ、再開を誓い解散しました。
過去の大会(第1回~第39回)
準備中